常滑焼の陶器の特徴と歴史

 

常滑焼の陶器の特徴と歴史

常滑は愛知県知多半島にある焼き物が盛んな地域です。
夏になると焼き物位置が開催され、瀬戸の焼き物位置と同様に毎年多くの人で賑を見せています。
常滑焼の歴史は1100年までにさかのぼり、陶器を焼くために適した知多半島の丘陵活かして窯が作られたのが始まりと言われています。
この地域ではすでに平安時代末期から陶器の製造が始まっていたとされ、高度な技術が発達していました。
常滑焼の特徴は、全国的にも珍しい赤い土を用いて作られる陶器です。
急須は国内のみならず海外のファンも多く、家庭用やおみやげ用として広く利用されてきました。
山茶碗と呼ばれる小皿などの生産が盛んであり、また、梅干しを漬けるための壺はこの地域で生産されており、全国へと出荷されていくのです。
平安時代には地元での消費ではなく、すでに京都へ出荷されていたことが分かる記述や出土品が見つかっており、物流があったことが分かっています。
今でこそこの地域の焼き物の顔となった赤土によって作られる急須でありますが、この急須というのが作られるようになったのは意外と遅く、江戸時代に入ってからのことです。
江戸時代になると港から国内外へと出荷されていくことになりました。