自然な風合いが特徴の陶器、美濃焼

 

自然な風合いが特徴の陶器、美濃焼

古くから焼き物の釜が有り、現在も盛んに焼き物を産出している地域のことを窯場と言いますが、そうした窯場で作られた陶器の中でも人気があるのが美濃焼です。
これは岐阜県で作られる陶器ですがその特徴はデコボコとした土の風合いを感じられる自然さです。
釉薬はおもに二種類あって、黄色いものを黄瀬戸と呼び、緑色の釉薬のものを織部といいます。
美濃地方の焼き物なのに瀬戸物というのは不思議な感じもしますが、その昔産地を間違えられてしまったところから、ずっとそうした名前がついているというエピソードもあります。
美濃焼の中の織部は緑色が美しい焼き物ですが、器の形や絵付けがほんとうに自由奔放でバラエティに富んでいるのが特徴です。
特に緑色の釉薬の陶器を織部と言いますが、他に黒織部などの黒いカラーの釉薬を使ったものが人気です。
美濃焼は大皿から小皿、茶碗などそのバラエティに富んだ品揃えから、全国における陶器出荷量の60%を超える人気の窯元です。
金額ベースで言うと全国の出荷量の40%を超えるといますから家庭に馴染んだ昔ながらの焼き物と言えるでしょう。

お茶碗、お皿、徳利、急須など生活にまつわるほとんどすべての焼き物がこの美濃の焼き物で揃えることができます。